セブンのお話 01話 緑色かどうかが重要なのだ

初めて購入した車は95年式FFセフィーロ号。2000エクシモという安価なタイプ。これを新車から実質8年(途中渡米していたため)乗りました。かなりみすぼらしくなってしまったので、そろそろ考えたら?と家族会議が開かれ、新しい車を探すことになりました。

自動車は嫌いではないのですが、好きになるには金がいる、そんなお金があるなら他のことがしたい、と思う方です。仕方なくネットで中古車を探してみると上出来のトヨタのプロナードをあっさり発見。3000ccの大型FFセダンで本皮シートとサンルーフ付き。セフィーロと同じ銀色です。

これで決まりだねと早速ご報告。すると妻は一言「面白くない」、同居の母は「聞いたことがない車はちょっと」とにべもない。そういうことなら外車しかないな、と再びネットで調べてみるとジャガーのXJやBMWのセブンシリーズが安価であることが分かってきました。

XJはちょっと荷が重そうなのでBMWに絞ると、95年式750iL(E38)、走行4万5千km、右ハンドル、ディーラー車、緑色で本皮シートはベージュというのが目にとまりました。3mのロングホイールベース、5400ccのV型12気筒というお化け。お値段は新車価格の8分の1。


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こんなのどうだろうと750iLの画像を妻に見せると、色が素敵だと非常に興味を示します。うーむ、緑色だと「面白い車」というわけなのですか・・・ 翌日の11月3日は休日ですので、ちょっと見てみようかということになりました。母のほうは「BMWなら知っている、私も見てみたい」と言います。それから「私はジャガーに乗せてもらったことがある。ジャガーは二人乗りだから子供と私が乗れないのでダメだ」そうです。


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