幸せの黄色いホーン 84話 LEDライト

ミッドベースの1008−8HEは、ミッドベースホーン用の強力ユニットという肩書きから連想するような強力無比な感じではなく、大変ほがらかで明るい音色です。2392+2490Hの音色がどちらかというと非常に律儀というか真面目な雰囲気なので対照的。そして、明るいといえばLEDライト…と、これはかなり強引な展開ですね。

リスニング中は部屋の灯りを全部消してしまいます。真っ暗。目が慣れてくると黄色いホーンとシナ合板のウーファー箱がぼんやりと見えてきます。こんな具合ですから、CDを交換する際に灯りをつけると目がくらんでしまいます。そこで、以前はローソクを使っていました。このローソク、時計の代わりにもなり、燃え尽きたらリスニング終了。しかし、火を使うのはやっぱり怖いし、1本のローソクの灯りでも眩しくてちょっと煩わしい感じ。

昨年(2006年)電子レンジの調子が悪くなり、妻と二人で家電売り場をウロウロ。スチーム機能だのなんだのと、どれを選んでいいのかさっぱり分かりません。結局、カタログを持ち帰って検討することに。その電子レンジ売り場の裏手に懐中電灯コーナーがありました。そういえば、かまじいさんは握ると発電するLEDの懐中電灯をお使いになっていたなぁ…

懐中電灯ならCDを選んだり交換したりするときだけ点灯できるのでローソクのように常時明るいという問題がありません。これはいいかもと、その懐中電灯コーナーにあった東芝のガンビームを購入してみました。夜を待って早速点灯。おおっ、LEDライトってなんて明るい! 懐中電灯と言えば天体観測のときに豆球を赤色のマジックインキで塗ったものを使用していたので、その暗さからするとこれは異次元感覚。うれしくなって子供のようにガンビームを振り回し、気付けばすっかりLEDライトの虜に。



それでいつのまにかこんなに増えてしまいました。購入順に並べてあります。左端のが東芝のガンビームBK−3031(K)、単三電池3本使用。1W、リフレクタータイプ。配光パターンにはややムラがあります。もっと明るいのはどうだろう、ということで次に購入したのがGENTOS社のSF−303X。単三電池3本使用の3W、コリメーターレンズ。これは明るい。配光パターンは中央部分が四角いスポット状になります。さらに、GENTOS社のSF−102X、ピカピカのアルミ削り出しボディに惹かれての購入。単三電池2本使用の1W、コリメーターレンズ。配光パターンはSF−303Xと同じです。SF−303XとSF−102Xは100%と25%の照度切り替えができるので、室内では25%の明るさで使用することが多いです。

この3本で満足すれば良かったのですが、しばらくしてからELPA社のDOP−09BLを購入。青色仕上げの薄手のアルミボディが素敵。お値段は980円。単四電池3本使用の0.5W、リフレクタータイプ。配光パターンが広く、明るすぎないので気に入りました。青色というか薄い紫色の光がきれい。このDOP−09BLを使ってみて単四電池3本を使用するタイプのコンパクトさが好きになり、さらに、GENTOS社のGT−06PWを購入。緑がかった微妙な色合いのボディ。これは0.5Wではなく1Wでコリメーターレンズ。照度切り替えはできないものの性能はSF−102Xと同等。さらにさらに、OHM社のSL−05Sを購入。1280円。単四電池3本使用の0.5W、リフレクタータイプ。配光パターンや光の色はDOP−09BLと同じ感じです。さらにさらにさらに、勢いあまってランタン(EX-737NX)とSF−503Xも購入。ランタンは1.5W、SF−503Xは単二電池3本使用の5Wです。ランタンは置いておけるのでラックの裏の暗がりで配線作業をする場合も便利です。ここまで購入してようやく一段落。

お気に入りはDOP−09BLとSL−05S。DOP−09BLは、青色のボディと薄紫の光がぴったり。SL−05Sの方は、ややくすんだ銀色と地味なデザインがいい味出してます。いずれも適当な大きさ重さ、そしてCD選びには十分な光量。大きくて重いガンビームは車に、またSF−303Xは玄関に。SF−102XとGT−06PWは暗いところが見づらいと言う母にあげました。

LEDって凄い勢いで進歩しているみたいなので1年ぐらいごとに新型を購入してみたいと思います。ところで、LEDライトの世界もかなりディープ。日本フラッシュライトチャンネル、かなりマニアックなサイトです。楽しませて頂きました。

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